Toko先生の「縫わないバッグ」出版記念個展で、1日目のお手伝いをさせていただきました。
白く明るいギャラリーに、フィンランドの新聞に貼られた写真パネルを飾り、
本の表紙になっていたバッグを飾り…
先生の世界が出来上がっていきました。
新作のバッグも見ることができました。
先生の生地のセレクトに惹かれる方も多いと思いますが、生地を手にするきっかけのお話しを伺うのも楽しかったです。
中には、元々はラグや、テーブルクロスとして売られていたものもあるそうですよ。
このバッグの生地は北欧で買ってらしたそうですが、アトリエでも大人気で、もうなくなってしまったそうです。
カルトナージュや、縫わないバッグを作る方は、布が大好きという人が多いと思います(私もついつい買ってしまう…)。でも、ほしいと思っても、そのときはもうなかったり、すぐ廃盤になっちゃってたりということも多いので、お気に入りの布とは本当に「出会い」ですよね。
そういいながら、家にある在庫で、もう一生分のバッグなんてできちゃいそうですが(汗)
それでも、ついつい手に取ってしまう。
2時から始まった展覧会ですが、すぐに大勢の人で、会場はいっぱいになりました。
本当に、先生の展覧会をたくさんの人が楽しみにしているのだなあと実感しました。
中には、昨日のレッスンで、出来上がったという新作バッグを、早速持ってこられている方も。
とってもステキでした。
たくさんの方がいらっしゃったので、写真を撮る時間もあまりなくて、すっかり暗くなってしまってからのものばかりになってしまいました。終わってしまうとあっという間で、作品も写真ももっともっと見ていたかったなあ〜。
スターマムブリッジさんの材料キットの販売も盛況でした。
わたしも、数年前は先生のレッスンに東京まで通ったり、横浜のオリベットさんに通ったりしていましたが、今は家庭の事情もあり、東京のレッスンはなかなか受けることができません。先生の地方出張レッスンも、そういえば今年は関西ではなかったような気が…
でも、この本があれば大丈夫。
ポイントやコツがとても丁寧に説明されています!後は、ひとりでもやる気と時間!!
アシスタントのわたしに話しかけてくださる方もいらっしゃって、中には本屋さんで本を手に取って、初めて先生の縫わないバッグを見に来られた方もおられたようでした。
魅力的な布選び、好きな寸法で作れる手作りの良さ、自分で作る楽しみ、先生のアイデアや作品作りの工夫…などなど、先生のバッグを手に取って、改めて感じました。
しかも、細部まで美しいんです。この完成度の高さが、作品の魅力だなあと、とても勉強になりました。
がま口バッグは、思っていたより大きくて、いろいろ入りそうでした♪
さて、いっぱいキット買って来たし、何から作ろうかな。
(その前に大掃除しろよ)